1970年代、ケーヤイリの初期の躍進を支えたYWシリーズ、プレーヤーズコンディションが入荷!!
日本が誇る匠、ヤイリギターが製作する「K.ヤイリ」は1965年にスタートしました。
フォークブーム真っ只中、日本国内で多くのメーカーがアコースティックギターを生産する中、「ギターの本場、アメリカで本物として通用するギターを作りたい。 」という志のもとアメリカに進出したヤイリギターは、「Alvarez Yairi」ブランドとして世界のトップアーティストに使用され、日本製のギターが世界的に認められる礎となりました。
国内では1972年にウエスタン(ドレッドノート)シェイプのYWシリーズを確立、翌73年にはYW-1000を発表。
そして1974年にハカランダ合板のYW-800が発売されました。
YW-800の当時の紹介文には、
「最も優れたスプルーストップを使用し、最高級のハカランダのボディには白のバインダーとメキシコパールが美しい調和を醸し出しています。
ネックには本マホガニーを入念なる手造りで削り上げ、黒檀のフィンガーボード使用により高級ギターの風格がにじみ出ています。
クリアーな伸びの良い音質・音量をもった高級手工ギターです。」
と説明されています。
当時の定価は8万円、およそ大卒初任給と同じ価格設定であることから、比較的ハイグレードなお品であったと考えられます。
本器は1977年製、ネック裏のキズが目立っておりますが、その点が気にならない方にはお安くケーヤイリのヴィンテージ手工ギターをお楽しみいただけます。
また、後付けで2nd factor(セカンドファクター)のピックアップ(ボディ内貼り付け型/ピエゾタイプ/パッシブ)が取り付けされていますので、ライブやイベントでも活躍が期待できます♪
TOP:Solid Spruce
BACK/SIDE:Jacaranda Laminate
NECK:Honduras Mahogany
FINGER BOARD:Black Ebony
BRIDGE:Ebony
ナット幅:43.5mm(実寸)
スケール:645mm
お問い合わせは
こちらまでお気軽にどうぞ。
ブランド:K.Yairi
状態:B+:通常使用する用途において問題なし
製造年:1977年
付属品:セミハードケース
ネック裏に大きな打痕が数か所ございます。
ボディにも、トップ・バック・サイドそれぞれにキズが多数ございますが、大きなものや致命的なものはございません。
ネックはほぼ真っすぐに調整済みで、トラスロッドの余裕もございます。
フレットはローフレットの1・2弦にやや減りが見られますが、減っている箇所でも85%以上の残りがございます。
フレットに浮きがございますが、擦り合わせによりビビりや音詰まりは回避されております。
現在の12フレット上の弦高は、6弦約2.7mm/1弦約2.2mmです。
ご注文後に新品の弦に張り替えて出荷させていただきます。
詳細写真はこちらでご確認願います。
(お手数ですがクリックしていただき、別ウインドウでご確認お願い致します。)