河野 賢氏と並ぶ昭和の三大名工の一人、野辺 正二氏作の品が入荷しました。1973年製です。

クラシックギターの伝統的な教則本であるカルカッシ・ギター教則本においても、編著者の溝淵浩五郎氏が“本邦の三大名工”として名前を挙げている野辺正二氏。
東京で製作を開始し、2004年に惜しまれつつ亡くなられましたが、現在は埼玉の工房で二人の息子が後を継いで日本を代表するクラシックギターを製作されています。
本器は1973年に製作されたモデルで、表面板は杉単板・裏板/横板はローズウッド(恐らく単板)です。弦長640mm、ナット幅は52mmです。
野辺氏のモデルは現在は最低クラスでも50万円以上の価格ですので、希少な先代の作品をお安く手に入れるこの機会を是非お見逃し無く!
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ブランド:野辺 正二 Masaji Nobe
状態:B+:通常使用する用途において問題なし
製造年:1973年
付属品:ハードケース

表面板サウンドホール下1弦付近にうっすらとクラックが入っております。側板下部に少し大きめの打痕がございます。表面板・裏板・側板・ヘッド・ネック裏に擦り傷が多数見受けられます。
ネックヒール部の継ぎ目に若干段差が感じ取れますが、演奏性や強度に問題はございません。
ネックの反りはほとんどなく、弦高は6弦4.5mm・1弦4mmで、クラシックギターでは標準的な高さです。サドル駒の高さの余裕も十分ございますので、お好みにより弦高を低めに調整する事も可能です。
フレットは8割ほど残っております。
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