モズライトタイプのトレモロやヘフナータイプのピックアップを搭載した、SGシェイプモデルです。

「Kay」は元々アメリカのメーカーで、1890年からマンドリン等の楽器を製造していた「Andrew Groehsl Company」が1931年に「Kay Musical Instrument Company」として新たに設立、戦前から戦後にかけてチェロやギターなどさまざまな弦楽器を製造し、また先駆けてエレキギターの製造も開始し、大手楽器メーカーへと成長、1950年〜60年代にはアーチトップギターを中心に一大人気を誇りました。
その価格帯は幅広いものでしたが、「Gibson」や「Fender」と違って主力が普及クラスであった「Key」は日本からの安価で精巧な輸入品との競争に苦しみ、相次ぐ企業買収の結果1969年には日本のギターメーカー「Teisco」の全米販売代理店であった「WMI(ワイス・ミュージカル・インスツルメンツ)」が商標を取得する事になりました。
「Teisco」につきましては、日本のエレキギター史にその名を刻むレジェンド的な存在で、ご存知の方も多く、ここでの紹介は割愛させていただきます。
本モデルは、おそらく1970年代に米国WMI社が日本のTeisco製に「Key」のブランドを冠して販売していたモデルと推測されます。
SGのコピーモデルで、オープンブック・ヘッドストックが魅力を引き立てておりつつも、
70年代HofnerスタイルのバーピックアップやMosrite(Bigsby)スタイルのトレモロアーム、テスコのお家芸ローラーサドルを装備した、とても興味深いビザールギターです。
お問い合わせは
こちらまでお気軽にどうぞ。

ブランド:KAY
状態:B+:通常使用する用途において問題なし
ピックアップ:パッシブ
フレット数:22フレット
ネックスケール:ミディアム(625mm)
製造年:1970年代
重量:約3.5kg
付属品:ソフトケース(下から入れるタイプの古いケースです。おまけ程度とお考え下さい)

ネックは6弦側がやや元起き気味です。
トラスロッドが前後に動く事は確認済みです。
フレットの高さにばらつきがございましたが、擦り合わせにより
12フレット弦高6弦約2.2mm/1弦1.6mm程度でビビりがほぼ気にならない状態です。
ただ、
・ローラーサドル特有の共振・サドル弦落ちが起こるときがある、
・1弦チョーキング時に音がつぶれる、
・アームアップをするとチューニングが上がってしまう、
・ぺグが硬い、
といったビザールギターにありがちな面もございますので、その点はご理解くださいますようお願い致します。
ネックヒール側のストラップピンが位置変更されております。
ピックガード及びピックカップエスカッションのネジは各場所で径や深さがバラバラですので、取り外しの際はご注意ください。
リアToneポットは交換されております。その他電装関係は良好です。
詳細写真はこちらでご確認願います。
(お手数ですがクリックしていただき、別ウインドウでご確認お願い致します。)